プラセンタ注射始めました
当院では保険適応によるプラセンタ(メルスモン)注射が可能です
メルスモンは更年期障害と乳汁分泌不全症の治療薬として開発されたもので、のぼせ、ほてり、イライラといった更年期症状を改善できるとされています。メルスモンはへその緒や羊膜を除いた胎盤を使用しているのが特徴です。「疲れやすい」「肌トラブル」「更年期やホルモンバランスの乱れ」といった悩みを抱えている方におすすめです。
美肌効果
プラセンタには、抗アレルギー・抗炎症作用があり、体内で起きている炎症反応を抑える働きがあります。ニキビやアトピー、赤み、かゆみといった肌トラブル改善に効果的です。
また、細胞の増殖を促す作用により皮膚の再生サイクルが早まるため、ハリのある若々しい肌へと導く効果が期待できます。
健康な髪の成長をサポート
プラセンタにはアミノ酸やタンパク質、ビタミン、ミネラルなど、髪の毛の成長に欠かせない栄養素が豊富。さらにホルモン作用や血行促進作用により、薄毛対策・髪質改善に効果が期待できるといわれています。(個人差があります)
さらに、半年から数年にわたって週に1回のペースでプラセンタ注射を打ち続けたところ、白髪が減ったという症例も報告されています。
更年期障害を緩和
閉経前後の10年間にほてりや不眠などの不快な症状が現れることを更年期障害といい、40~50代女性によく起こります。
プラセンタ注射を打つことで自己治癒力が高まり、自律神経失調症といった更年期障害の症状を緩和できるといわれています。
疲労回復
豊富な栄養素を含んでいるため、疲労回復に非常に効果があります。次の日の目覚めがよくなる効果が期待できます。
プラセンタ注射の注意点
医薬品として厚生労働省に認可されているプラセンタは、副作用やアレルギーがほとんど報告されていないことから、安全な治療であるとされています。
しかし、いくつかの注意点があるため、まずは一度ご相談ください。
注射による痛み
プラセンタは注射をして体内に注入するため、針を刺した部分に痛みが生じたり、青あざができたりすることがあります。しかし、痛みや青あざなどの症状は、数日で収まる場合が多いです。
頻度は少ないですが、注射により神経を刺激して起こる、しびれなどもあります。頻繁に注射をする場合、腕よりも皮下脂肪が多い腹部への注射をお勧めしています。青あざができても目立たないためおすすめです。
献血ができない
厚生労働省の規定により、ヒト由来のプラセンタ製剤を注射した場合、献血ができなくなります。注射をすることによって、感染症(変異型クロイツフェルトヤコブ病)にかかるリスクが0%とはいえなくなるためです。
ただし実際には、これまでにプラセンタ治療において変異型クロイツフェルトヤコブ病の感染事例は報告されていません。(2022年8月時点)
プラセンタ注射の施術頻度
プラセンタ注射を打つ頻度に決まりはありません。一般的には、週に1~2回の頻度で注射を打ち、症状に改善が見られたら1週間に1回ほどのペースで注射をすると効果が出やすいとされています。
個人差はありますが、施術を3~4回受けて効果を実感できる方が多いようです。
頻度は症状や疾患によって変わってくるため、医師と相談して決めましょう。